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- スパインダイナミクス療法について
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こんにちは! 理学療法士の金岩です。
7月6日の記事で「スパインダイナミクス療法(以下SD療法)」について
記載しましたが、今回はその基本的な考え方についてご紹介させていただきます。
SD療法は”痛みは背骨と骨盤の状態に影響を受けやすい”という
過去の経験と研究から導き出された治療概念であり、
腰痛・肩こりなど慢性疼痛の治療に有効です。
↑はミナト医科学パンフレットより引用
慢性疼痛に共通している機能的問題を客観的に調べるために、背骨の柔軟性と体を支える筋力が
どの程度あるのかということを確認することが最初に必要となります。
背骨の柔軟性に関しては、下肢・体幹の理学所見やレントゲン所見などで評価します。
体を支える筋力については、順天堂大学に在籍中に黄川昭雄先生が考案された
WBI(体重支持指数)を用いて、評価します。引用元:https://ci.nii.ac.jp/naid/80006301576
この考え方は、簡易的な運動評価の「ロコモ度テスト」として
日本整形外科学会も採用しています。https://locomo-joa.jp/check/test/
SD療法の慢性疼痛について捉えているものに、地球上の重力が強く関係しています。
重力に対して、どのように人間が応答しているかということを理解することが重要です。
詳しくはこちらをご参照下さい→http://www.koko-kara.info/literature/chiryoriron_4.pdf
今後、当院で行っている基本的な治療の方法なども
ご紹介させていただきますので、ご興味のある方はご覧ください。
(症状・病名などによっては、運動器リハビリテーションの適応とはならない場合もありますので、まずは医師の診察を受けてください。)
石川県白山市の整形外科クリニック
B’s Clinic HPメインページ https://bs-clinic.com/index.html