- スタッフブログ
- 睡眠について⑤
-
こんにちは! 理学療法士の金岩です。
今回は睡眠と光の関係について少し詳しくお伝えしていきたいと思います。
光は「明るさ」と「色」に分けることができます。
眼の網膜というところに光の刺激が入り、
明るさに反応する杆体細胞(かんたい)と
色に反応する錐体細胞(すいたい)に分けて刺激を感じています。
明るさの程度を表現する単位は㏓(ルクス)と言われています。
人間が光刺激で覚醒できる明るさは3000㏓以上と言われています。
反対に眠たくなるためにの明るさは200㏓以下、夜間5㏓以下に設定するとよいと言われています。
バイオメカニズム学会誌.Vol29.No.4(2005)より引用
また色はカラフルな色もいろいろありますが、ここでは照明の色で説明していきます。
色の程度を表する単位はK(ケルビン)と言われています。
人間が覚醒できる色の程度は5000K以上と言われています。
人間が落ち着く色の程度は3000K以下と言われています。
バイオメカニズム学会誌.Vol29.No.4(2005)より引用
カフェや居酒屋さんでは電球色(3000k)程度で200㏓以下で設定し
リラックスできる環境に設定されているところが多いと思います。
光刺激の質によって、覚醒やリラックスなどの反応が生じているので
睡眠にも非常に関係しているということですね。
次回は睡眠に関係しているもう一つの要素、
体温についてお伝えしていきたいと思います。
石川県白山市の整形外科クリニック
B’s Clinic HPメインページ https://bs-clinic.com/index.html