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ロコモティブシンドロームとは?

こんにちは!暑い夏もようやく終わりが見えてきましたね。大雨が降ると外に出てはしゃぎたくなる。でおなじみの理学療法士の坂本です。

 

 

突然ですが、皆さんは「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

カタカナで長い単語なので中々覚えづらいですね…

最近は省略されて「ロコモ」と言われたりします。スポーツジムや公民館などで「ロコモ予防体操」などといったプログラムに参加された方もいらっしゃるかもしれませんね!

 

 

「ロコモティブ」とは直訳すると「移動する」という意味になります。「シンドローム」は「症候群」という意味です。

くっつけて考えてみると、「口コモティブシンドローム」は、「移動能力低下症候群」つまり、立つ・歩く・座る・起きるといった身体を動かす為の能力が低下したり、衰えたりしてしまう状態の事を指します。

 

 

身体を動かす為には、骨・筋肉・関節・神経などの身体の組織が、連動して力を発揮することが大切です。しかし、これらの組織の障害によって立ったり歩いたりするための移動能力が低下した状態が、ロコモなのです。

 

 

 

 

移動能力の低下は、転倒や関節の変形・骨折などの原因になります。それらの運動器の障害は、要支援・要介護になる原因で最も多くの割合を占めています。ほぼ四分の一を占めています。怖いですね…。

 

 

 

 

さて、小難しいお話はここまでにして、次の記事ではロコモ度テストを紹介していきたいと思います!

 

 

余談ですが、この記事では7回「ロコモ」という言葉が出てきているのですが、その中で一つだけカタカナの「ロ」が漢字の「口」になっています! どこにも出かけられなくて暇を持て余して仕方がない、という方は是非探してみてくださいね!